何でもやります! 医療事務
人、特に日本人はきれいな所に集まりますね。
きれいといっても色々ありますが、施設がきれい、景色がきれいなどあります。
病院についても同じ事が言えます。
同じ内科でも、きれいで明るい内科とかたや廃院寸前のような薄暗い内科…。
あなたならどちらの内科に通いますか?
表現が若干オーバーでしたが、やはり清潔できれいな所であると、患者さんもスタッフも気持ちがいいものです。
ある有名な言葉に「トイレはお店の鏡」という言葉があります。
お店を見る際はトイレを見れば、そのお店のすべてが分かってしまう物です。
疑わしいと思いますが、実際にサービス業のお店に足を運んだ時に、真っ先にトイレに行って見て下さい。
トイレがきれいなお店はスタッフの接客姿勢も良い所が多く、気持ち良くサービスを受ける事が出来ました。
ところがトイレが汚いお店はスタッフの接客態度もイマイチで、サービスも満足にいかないまま料金を払った思い出があります。
それほどお店のトイレというものは、重要なものなのです。
病院に話を戻しまして、大きな病院は清掃スタッフの方が専属にいて掃除をしている事がほとんどです。
しかし個人医院では医療事務スタッフが掃除をしている事が多いのです。
掃除なんて医療事務と関係ないと思われるかもしれませんが、患者さんが快適に病院に通うのになくてはならないものなのです。
また病院は汚物の処理も時には行なわなくてはならない所です。
トイレに間に合わず嘔吐してしまったり、下痢をしてしまったりとそんな時、看護師さんは忙しいので医療事務の仕事になる事があります。
このような仕事でも、嫌な顔1つせずに仕事をする方がいます。
このような方は患者さんからの信頼がとてもあります。
また同僚からの信頼も厚いものです。
誰もが嫌がる仕事を進んで行なう人は、どのような仕事でも出来る方なのでしょう。
そして人の嫌がることを進んで出来る人は、人の痛みが分かる人でもあります。
そのような人がたくさんいたら、世の中もっと気持ちよく生活ができそうですね。
何でも屋なのか? 医療事務
各自治体がメインとなって行なっている無料の住民検診を受けられた事がありますか?
年齢制限などがある事もありますが、私が住んでいる地域では、生活習慣病の1つ。
ガンの検診が、40歳以上の方は無料で受ける事が出来るという事もあって、多くの方が近くの保健所に行ったり、市町村が無料検診機関として指定する病院に行ったりしています。
市町村が指定する病院は大変です。
無料検診に関して、病院は日時を指定して予約制で検診を行なうのですが、それでもスタッフ人数の少ない、小規模な病院では、医療事務の人もサポートにまわります。
問診表の記入のフォロー。
身長や体重の計測。
検尿の方へのトイレ誘導。
さらには機械等の片付けなど。
予約制にして検診で来院される人数を制限しても、それでもてんてこ舞いになります。
さらには通常診療も加えて行なっている病院がほとんどなので、病院はパニックです。
忙しい光景を見ると、今日は薬だけ下さい。
とおっしゃる患者さんもいらっしゃいますが、先生の診察はしっかり受けて下さいね、と説得します。
医療事務といっても医療事務だけにとどまらず、何でもやらないといけません。
やってはいけないような専門的な事はもちろんやりませんけどね。
医療事務の人がいるのといないのとでは、本当に違います。
医療はチームワークが良くないと、どこかでボロが出てしまって、スムーズに物事が進みません。
だからこそ、医療事務の人は医療事務だけの仕事にとらわれる事なく、どのように自分が動いたら、まわりの効率が上がるのか?
などを常に考え行動する事が大事になってくるのです。
医療事務を目指す人は、一歩先を見据えた行動を心がけて下さいね。
スケジュール管理も医療事務の仕事
あなたは自分のスケジュールを作る上で、何に気をつけますか?
やはり1番は、ダブルブッキングにならないようにするという事ではないでしょうか?
先に入れておいた予定を置いて、新たな予定を入れてしまったらいけないですよね。
だからこそ、スケジュール帳などに記入して、用事の日程がかぶらないようにします。
医療事務においても、スケジュールの管理はとても大切な仕事です。
毎年11月の終わりぐらいから~翌年の2月の頭ぐらいまで、インフルエンザの流行の話題が必ずニュース等で流れ、予防を呼びかけていますよね。
インフルエンザの時期になると、必ずといっていい程、病院の予約電話が殺到します。
予防接種は1日に何人までと決めている病院が多く、なかなか自分の都合のいい日に接種出来ないのが現状です。
実はインフルエンザのワクチンは、ワクチン1本に対して1ml入っていますが、大人1人の1回の打つ接種量は半分の0.5mlと決められているのです。
つまり2人で1本のワクチンを使うので、ワクチンが余ってもいけないので予約制にしている所もあるのです。
ワクチンは一度開けると細菌等の繁殖の危険性もあるため余った場合、廃棄しなくてはならないのです。
病院にとっては購入した商売道具を放棄しているのですから、ロス以外の何物でもありません。
そこで医療事務スタッフは、病院内にあるインフルエンザワクチンの在庫数と接種希望の患者数の管理。
さらには通常の診察に影響が出ないように時間帯を設定するなどのスケジュール管理を行なわなくてはならないのです。
しかしながら、突然病院にやってきてインフルエンザの注射を打って欲しいという方も中には見えます。
ある病院の断り方は、予約して頂いた分だけしかワクチンを用意しておりませんので、申し訳ないですが、予約して頂いてから再度ご来院願いますか?
と言った感じの内容でした。
非常に分かりやすいと思います。
この病院はワクチンを予約分しか用意してないから、無理言ってもダメだなとあきらめがつきますね。
あと予約しないとダメなのだなという感じにもなります。
変に専門用語を使って、相手の逆鱗に触れるより、あきらめなさいというオーラをさりげなく与える…。
医療事務の人にとっては1つの修羅場かもしれません。
言い方は悪いですが、人を管理するのも医療事務にとっては必要な事です。
管理をする事がどれだけ大変かを経験して後輩育成に役立てるとよいでしょう。
カルテのいろは?
カルテは患者さんの情報が入った資料みたいな物です。
病院の診察室で順番を待っている時、自分のカルテが置いてあるとついつい何が書いてあるのか見たくなりますよね。
でもカルテは他の人が見ても分からないようにドイツ語で書いてあると、暗号文みたいになってしまいます。
現在では、カルテの開示について法律で患者に認められた権利となっています。
なので、病院にカルテの開示を申し出すれば、いつでも見る事が出来るようになっています。
とは言うものの先ほど述べたように、ドイツ語で書いてあるカルテもありまして、読んでもまったく分かりませんので、分からない所は先生に聞くことが1番よいでしょう。
カルテにはいろいろなルールもあります。
記載する項目は、来院した日付。
診療内容。
患者に出す薬の名前。
検査があれば検査の内容など。
そしてカルテの記載は先生が行なうものであるとなっています。
この為、受付では医療事務が日付の印を押して診察室へとまわしていきます。
カルテに書き込む内容は黒または青のボールペンで書かないといけません。
訂正する場合は線で消してから訂正印を押します。
修正液はご法度です。
何故でしょうか?
カルテは改ざんしてはいけないからです。
当たり前の事のようですが、実際に医療ミスの発覚を恐れてカルテの改ざんをするケースもあります。
また先生だけがカルテを記載すると申しましたが、実は医療事務にもカルテに書き込む仕事があるのです。
それは患者さんの情報です。
何故患者さんの情報が必要なのか?
それは何気なく患者さんと話している内容に病気の原因となる事が隠されている事があるからなのです。
患者さんは先生の前では、言わないような事も医療事務の人には日常会話として何気なく話す方がいらっしゃいます。
その会話の内容によっては先生の診療方針を180度変えて、患者さんの治療にあたる事もあります。
この事が患者さんをより効果的に治療させる役割を担っているのです。
だからこそカルテは重要なものなのですね。
落ち着いたら医療事務で働こう
子どもさんが小学校に通うようになった時、仕事を始めようかなと考えて見える主婦の方は大勢いらっしゃると思います。
しかし仕事したいけど、子どもが家に帰る時間には家にいてあげたい。
と思う方が多い事でしょう。
では仕事は無理なのかなと思ってしまいがちですが、探せばあなたにあった仕事があるのです。
求人案内の人みたいになっていますね(笑)
医療事務の仕事があなたの救いとなってくれます。
様々な仕事が世の中にある中で、医療事務の仕事は主婦の人達に人気があります。
病院によっても若干勤務体制は異なりますが、午前中のみまたは午後のみと選べる所もありますので、子どもさんが学校に行っている午前のみで働くことも可能です。
私が病気になった時、お世話になる病院も医療事務の人だけでなく、看護師さんも午前中のみという方が見えます。
医療事務といってもありとあらゆる仕事をやらないといけない時もあるので、そこは覚悟しておいて下さいね。
何も分からない状態からでも、医療事務の仕事はやる気があれば出来ます。
某有名人の名言「元気があれば、何でも出来る」みたいな感じです。
最初は無知でも経験を積むに連れて、仕事の幅が広がります。
仕事の幅が広がれば、また新しい世界観が広がり、やる気もみなぎってくるでしょう。
やる気がみなぎってくれば、新たな事にチャレンジしようとする意欲が生まれるので、よいサイクルが出来上がります。
いかがでしょうか?
確かに新しい事に挑戦する事は期待と不安でいっぱいになりますが、慣れれば不安より大きなものを得る事が出来るはずです。
医療事務を募集している病院があれば、ぜひ受けて見てくださいね。